小学生から英語を始めるメリット・デメリットとは? | チルコレ

[記事公開日] 2017/10/13
[最終更新日] 2018/02/15 OshitaRisako

小学生から英語を始めるメリット・デメリットとは?

グローバル化が叫ばれる今、小学生はおろか未就学児から英語を習わせるなんてことも珍しくありません。2020年には東京オリンピックも控え、英語が話せることは将来大きな武器になることは間違いないでしょう。しかし一方で、小学校から英語を勉強することにデメリットもあります。小学校から英語を学ぶメリット・デメリットを紹介します。

  • 目次

ついに英語が小学校で必修化!

2008年に小学校5・6年生を対象に始まった英語教育ですが、2011年には小学校5年生から必修科目となり、今では小学校の英語教育はすっかり浸透しています。

さらに2020年の英語教育義務化完全実施に向けて、2018年から「外国語活動」として小学校3年生から英語が必修科目となり、英語教育の早期化にますます拍車をかけています。

このような風潮の中、まず大きく変わるのは中学受験の現場でしょう。

英語がこれだけ重要視されれば、学校側としては英語が得意な生徒に入学してもらいたいと考えるのは当たり前のこと。今でも受験科目に英語を導入しているところはありますが、帰国子女枠など、ごく一部であるところがほとんどです。

ところが小学校での英語が必修科目化され、さらには小学校3年生から学ぶようになれば、受験科目に英語を導入する学校が増えることは間違いありません。

そうなると、学習塾の英語教育や英語教室はますます勢力を拡大し、子供たちを取り巻く環境は一変するでしょう。

昔はこんなのなかったけど、、、学校教育の昔と今の違い

英語教育だけではなく、私たち親世代と現在の学校教育の現場は大きく様変わりしています。

授業でパソコンの使い方や情報モラルを学べるようになり、スマホやタブレットがより身近になっている小学生に対応してきています。

一方で塾通いをする生徒は年々増加傾向であり、学校の授業だけでは完結しきれないのもまた事実です。

今現在、小学生は全学年平均で約40%もの生徒が塾に通っているのです。私立小学生になるとその数字は約70%。公立小学校で2人に1人、私立小学校では3人に2人が塾に通っていることになります。

小学生で英語教育はまだ早い?早期英語教育のデメリットは?

それでは、ここからは本題の早期英語教育のメリット・デメリットについてお伝えします。

まずは、デメリットからみていきましょう。

1. まずは母国語である日本語から!

小学生にもなれば、日常会話は全く問題なく日本語を話せる子供がほとんどだと思います。ですが、少し難しい言い回しや慣用句など、小学校で学ぶ日本語はたくさんあります。そこに英語が入ってくると、どちらも中途半端になってしまう可能性があります。

母国語の発達が遅れると、頭でものを考える時の言語が統一されていないので混乱が生じやすくなります。また、母国語が完全に確立してからの方が他の言語も習得しやすい、という考えもあります。

2. 早期教育で英語が身に付くという保証はない

早いうちから英語に親しむ、という点では確かに有効かもしれませんが、実際には授業についていけず、きちんとしたサポートがないと逆に英語を毛嫌いしてしまう可能性もあります。

3. 家庭でのサポートが難しい

国語や算数と違い、親世代にはなかった小学校の英語教育。簡単なアルファベットくらいなら教えられても、実践的な会話やヒアリングなどは家庭で教えるには限界があります。

結果、塾や英語教室に頼らざるを得なくなり、経済面での負担が大きくなることが想定されます。

そんなことはない!早期英語教育のメリットはこれ!

次に、小学校から英語を始めることのメリットをみていきましょう。

1. 正しい発音を学べるようになる

「臨界期」があるとされる耳の発達は、0〜3歳までを黄金期とし、その成長はその後緩やかに下降していきます。9〜10歳頃になると臨界期を迎え、聞き取れる音が固定されると言われています。

今回小学校3年生から英語を取り入れたのは、この臨界期を意識してると考えられており、日本人が不得意なLとRの発音の違いなども、英語教育の早期化で改善できると考えられます。

2. 英語に抵抗なく取り組める

小学校高学年や中学生になってしまうと、正しい英語の発音をすることが「恥ずかしい」と思ってしまい、学習の妨げになってしまいます。

英語を自然と受け入れられる学年まで引き下げることは、そういった点でも効果があると考えられます。

3. 異文化コミュニケーションの向上

なによりこれが一番大きいのではないでしょうか。英語に対する苦手意識や不安感を取り除くことが出来れば、様々な国の人とも抵抗なく意見を交わすことができるようになるでしょう。

小さな頃からその習慣ができていれば、その先の人生において大きな力になることは間違いありません。

家庭でできることは?日常的に英語を取り入れよう!

学校の中だけではなく、ぜひ家庭でも英語に触れる時間を作ってあげましょう。

そんなに難しく考えることはありません!

いくつかヒントとなる方法をあげていきますので、どれか一つでも日常的に取り入れるとより英語が身近に感じられるようになるでしょう。

英語のCDを流す

子供向けの英語のCDなどもたくさん出ていますが、堅苦しく考えずに自分の好きな洋楽を流す、なんていうのでも十分耳は鍛えられます。

数を数える内容なら小さいお子さんでも楽しんで覚えられそうですね。

身近な単語を英語でいう(リンゴ、卵など)、またはクイズにする

「これは英語で何て言うの?」と子供に教えてもらう、というのもおすすめです。

子供は教えるのが大好きなので、きっと喜んで答えてくれますよ。

外国のアニメや映画を字幕で観る

ディズニー映画など、ある程度子供があらすじを知っているものであれば最後まで飽きずに観られるでしょう。

日常の挨拶を英語にする

一番簡単に取り入れられる方法です。英語で話すことに慣れる為にはとても効果的です。

また、なにより子供が喜ぶのは親と一緒に勉強することです。

これを機に、親子で英語を学ぶのもいいかもしれませんね。

最後に

いかがでしたか。

今回は小学生から英語教育を始めることのメリット・デメリットをご紹介しました。

どんなことにもメリット・デメリットはつきものです。そのうえで、英語教育にとっては「いつから始めるか」だけではなく、「どのように学ぶか」ということが非常に重要であることがわかりました。

いかに英語を楽んで学べるようになるか、環境を整えてあげることこそが英語を修得する上で一番の鍵であるといえます。

それらをふまえると、英語教育の早期化によって、英語というものを「勉強」という枠組みで捉える前に自然と英語に触れられるようになることは、これからの英語教育にとって最大のメリットと言えるかもしれません。

新しく始まる英語教育に、子供だけでなく親も不安になってしまいがちですが、変に構えすぎず子供が楽しんでチャレンジできるよう応援してあげられるとよいですね。

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