話題のニベア、思春期ニキビに使っても大丈夫!? | チルコレ

[記事公開日] 2017/12/25
[最終更新日] 2018/02/15 OshitaRisako

話題のニベア、思春期ニキビに使っても大丈夫!?

ニベアがニキビに悩む肌におすすめだと言われているようですが、思春期ニキビと大人ニキビはその原因もスキンケア方法も全く違うということをご存知でしょうか。正しいニキビケアをしていないと、ニキビがなくならないどころか悪化してしまうこともあるので、本当にニベアは思春期ニキビに使っても大丈夫かどうかを検証します。

  • 目次

まずは思春期ニキビの「原因」をしりましょう

思春期ニキビの原因は、過剰な皮脂分泌です。中学生や高校生といった成長期には、男子も女子も男性ホルモンが一時的に多くなります。男性ホルモンは皮脂分泌を活発にするため、過剰に分泌された皮脂が毛穴につまっていき、この皮脂を栄養源としてアクネ菌が繁殖することでニキビとなります。

思春期ニキビは顔全体にできるのが特徴で、特に皮脂分泌が多くなるおでこや鼻周りといったTゾーンと呼ばれる部分に多くニキビができます。思春期ニキビは、赤く炎症を起こした赤ニキビ、または赤ニキビの炎症が悪化して中に膿が溜まっている黄ニキビが多く見られます。顔全体に大きなニキビがいくつもできる思春期ニキビは、見た目も悪く気になるので頻繁に触ってしまったり、髪型やメイクで隠そうとしてしまうことで余計に悪化してしまうという悪循環になりがちです。

また、思春期ニキビが悪化して皮膚組織が破壊されると凸凹したクレーターとなって肌に残ってしまうというデメリットがあります。思春期ニキビ自体は、成長期を過ぎて男性ホルモンの分泌が正常になると勝手に治まっていきますが、凸凹になってしまったクレーターのニキビ跡をキレイな肌に戻すにはかなり時間がかかります。

最近話題のニベアって?

花王(Kao)が全身用保湿クリームとして販売している「ニベアクリーム」は、青い丸缶やチューブ型のタイプが有名です。ドラッグストアやコンビニなど多くの場所で販売されており、価格も安いことから人気のロングセラー商品です。

ニベアクリームの全成分は以下の通りです。

  • 水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸AI、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料

※花王 公式製品カタログより

成分表は配合量の多いものから順に表示するというルールがあります。

詳しい成分の説明は省きますが、ニベアの成分表示を見ると「皮膚をコーティングして乾燥や刺激から肌を守る」という性質を持った成分を多く配合している商品だということが分かります。肌の水分が蒸発するのを防いだり、外側からの刺激から肌を守ってくれる保湿クリームということです。

ニベアは思春期ニキビに使っていいの?

では、思春期ニキビに対してニベアはどのような効果が期待できるのかという点ですが、ホルモンバランスの影響で過剰な皮脂が分泌されることが原因である思春期ニキビには何の効果も期待できないと言っても過言ではないでしょう。むしろ、ニベアで肌をコーティングすることで思春期ニキビが悪化する可能性の方が高いです。

思春期ニキビのスキンケアに重要なのは「過剰な皮脂を洗い流すこと」と「アクネ菌の増殖を抑えること」です。「保湿クリームで肌を保護すること」ではありません。

ホルモンバランスの影響で過剰に分泌された皮脂が毛穴につまるのを予防するためには、洗顔料を使用してきちんと皮脂を洗い流すことが重要です。思春期ニキビができてしまうのを防ぎ、新しいニキビを作らせない肌作りをするということが思春期ニキビのスキンケアのポイントです。水だけの洗顔では皮脂は洗い流せません。きちんと洗顔料を使用して、ぬるま湯ですすぐことで余分な皮脂を洗い流しましょう。

肌表面を油分でコーティングすることで保湿するニベアクリームは、そのクリームが余計な油分となって毛穴につまります。つまり、思春期ニキビに悩む人がニベアクリームでスキンケアをするということは、思春期ニキビの原因である「過剰分泌された皮脂」を自ら増やしているということです。結果として、思春期ニキビは増えていくということが想像できると思います。

ニベアクリームは思春期ニキビには向いていないスキンケアなのです。

ニキビ跡には効果があるの・・?

では、ニキビ跡に対してはどうでしょうか。

ニキビ跡というのは、ニキビを頻繁に触ったり、メイクや髪の毛といった刺激でニキビの炎症を悪化させたことが原因となります。ニキビを指で潰すなんてことはもってのほかです。

ニキビ跡は大きく分けると2種類あります。凸凹したクレーター状になってしまうものと赤みが残りシミのような状態になってしまうものです。毛穴の中で増殖したアクネ菌がニキビを作って炎症を起こすと、周りの細胞が破壊されてしまいます。この状態が凸凹したクレーター状のニキビ跡です。ニキビの炎症によってメラニン色素をたくさん作りだしてしまいシミになってしまうのが赤みの残るニキビ跡です。

これらのニキビ跡をきれいな状態に戻すには、肌の修復(肌再生)を促すスキンケアが必要となります。肌表面だけがダメージを受けているのではなく、真皮と言われる肌の奥にまでダメージが広がっている状態なので、ホームケアだけで完全にきれいな状態に戻すのは難しく時間もかなりかかります。保湿クリームで肌表面を保護するだけでは到底修復できるものではありません。

つまり、思春期ニキビそのものはもちろんニキビ跡に対しても大きな効果は期待できないということです。

思春期ニキビには専門商品がおすすめ!

思春期ニキビにはしっかり皮脂を洗い流してくれる洗顔料が必要不可欠ですが、それと同時に「アクネ菌の繁殖を抑えてくれる」という思春期ニキビ用のスキンケアが非常に効果的です。

私たちの肌は常にアクネ菌が存在しています。基本的にアクネ菌は増殖したりはしないので、一般的なスキンケアにアクネ菌の増殖を抑えることを目的としている商品は少ないのです。

この1本で洗顔・保湿・トリートメント!「ファーストクラッシュ」

思春期ニキビが気になる場合は、思春期ニキビ用のスキンケアを使用することがきれいな肌になるための一番の近道だと言えます。

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まとめ

肌の乾燥やストレスなどが原因の大人ニキビとは違い、ホルモンバランスによる過剰な皮脂分泌とアクネ菌の増殖が原因の思春期ニキビは、間違ったケアをしていては全く意味がありません。思春期ニキビ用のスキンケアで思春期ニキビに適したケアをすることが重要です。

中学生や高校生といった成長期を過ぎてホルモンバランスが落ち着いてくると思春期ニキビは自然とできにくくなりますので、あまり深刻になりすぎずに専用のスキンケアでケアをしてニキビ跡を残さないようにしておけば大丈夫です。

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