【小学生】子供の背を伸ばす運動!王道バスケやバレーなど徹底比較 | チルコレ

[記事公開日] 2017/12/08
[最終更新日] 2018/03/25 ShinozakiYu

【小中学生】子供の背を伸ばす運動?王道バスケやバレーなど徹底比較

バスケやバレーをすると身長が伸びる、は本当でしょうか?その他のスポーツの特徴を比較検証し、その真偽に迫ります!身長を伸ばすのに最も適したスポーツとは?またお子さんにスポーツをさせる際の注意点についても解説します。

  • 目次

身長が伸びると言われるバスケットボールやバレーボール

バスケットボールやバレーボールは、身長が高いことが有利になるスポーツです。その為、プロチームの選手達は皆とても背が高いですよね。しかし、これは背が高いことが有利になる為に、結果的に、背の高い人がプロとして成功しているのであって、バスケやバレーをすることで背が高くなったわけでは無いようです。

よくバスケやバレーで身長が伸びると言われるのは、その競技の特徴としてジャンプ力が求められることが理由です。ジャンプをたくさんすることで、骨に上下の圧力がかかり、その刺激で身長が伸びる、という通説がある為です。

しかし実際には、瞬間的な強い刺激を与えることは、骨や関節にとって負担になり、過度に刺激を与えれば、故障の原因となったり、成長を妨げてしまうこともあり得るのです。

小児の低身長治療専門医である額田医師によると、大切なのは関節をまんべんなく色々な方向に動かす運動をたくさんすることで、それによって関節周りの体液循環が良くなり、骨の発達を促すのだそうです。

それでは、バスケやバレーをしても背を伸ばす効果は無いのでしょうか?

そんなことはありません。成長期のお子さんの発育を促すには、骨に刺激を与える運動を、定期的にすることが大切です。バスケやバレーはもちろん、サッカー、テニスなど、その他の競技でも効果があります。そこで、バスケやバレーをするとどんなメリットがあるのか、またその他の小学生に人気のあるスポーツについても調べてみました。

バスケットボール

屋内でできる球技として、高学年では体育の授業にも取り入れられる、身近なスポーツです。チームプレイが大切なので、協調性、礼儀正しさなども身につきます。またバスケは、試合時間中ほとんど走りっぱなし、というかなり体力のいるスポーツなので、持久力基礎体力がつきます。空間認識能力判断力などが鍛えられ、頭の回転が早くなるとも言われます。

バスケをすると、膝、手首、足首、股関節によく刺激が与えらます。跳ぶ、走る、止まる、切り返す、といった素早い動きが求められるので、下半身全体が鍛えられます。また上半身では背中腕の筋肉指先の感覚が鍛えられます。

バレー

バレーもとてもメジャーな球技のひとつです。バスケなどに比べると、それほど体力が必要ないことから、ママさんバレーなど、社会人になってからも趣味として続けやすく、人気のあるスポーツです。チームプレーを通して協調性や、目上の人への礼儀正しさが身につきます。また空間認識力とっさの判断力も必要とされます。バレーでは動体視力、跳躍力、瞬発力が必要とされ、肩、指先、膝、股関節に刺激が与えられます。

水泳

小学生の習い事として人気のスポーツといえば、水泳です。ベネッセが実施したアンケート調査によると、回答者のおよそ3人に1人が水泳をしていた、というほど人気があります。水中で行う運動であるため、関節や骨への負担が少なく、なおかつ左右対称の全身運動であるので、全身がバランス良く鍛えられます。また水泳をしている時は水圧の影響で呼吸器の活動が活発になり、循環器官を鍛えることが出来るため、昔から、喘息の子供には水泳をさせるのが良い、とも言われます。

自分の意志で、泳ぎ方やタイムの向上を目指すことで、自立心が芽生えます。それぞれの目標をもって続けられるので、チームプレイよりも達成感が得やすいのも特徴です。

サッカー

中学生の部活動として、最も人気があるのがサッカーです。競技人口(部活動加盟者数)で言えば、2位以下の野球、バスケ、テニスを大きく引き離しており、その人気の高さがうかがえます。(日本中学校体育連盟調べ)

チームプレーでありながら、個人の技能も重視されるので、自分の目標をもち達成を目指すことで、自立心が養われます。また、前後半合わせて90分という長い時間、広いコートの中を縦横に走り続ける、というとても体力のいるスポーツです。その為持久力がつくことは言うまでもありません。走る、切り返す、蹴る、といった動作によって、主に足腰が鍛えられます。また脚でボールをあやつる技術が求められるので、下半身の機敏さ、柔軟さが鍛えられます。刺激を特に受ける部位は、足首、膝、足の指、腰など主に下半身です。

野球

サッカー人気におされながらも、根強い人気を誇るのが野球です。子供から大人まで、幅広く人気があり、年齢を問わず楽しめるのが特徴です。野球チームでは伝統的に上下関係、礼儀が重んじられる傾向がある為、協調性、礼儀正しさ、従順さや忍耐力が養われます。

守備ではボールを投げる腕力、瞬発力、判断力、打席では動体視力、脚力が求められます。一瞬の判断で機敏に動く、という場面が多く、瞬間的に力を発揮する瞬発力はとても重要です。また試合時間は2時間を越えることもあり、持久力、集中力も必要となってきます。体の部位では、肘、肩、指先、腰、股関節に刺激が加わりやすいです。

空手

子供が学校でいじめられないように、空手を習わせるという親御さんは多いようです。実際に空手をやっていると、自分に自信がつくため、相手になめられにくくなるという利点があるようです。道場によっても様々ですが、子供の空手教室の場合、多くは型や基本動作の練習がほとんどで、怪我をすることは少ないようです。

伝統や礼儀を重んじる武道なので、礼儀正しさ、忍耐力、精神力が鍛えられます。また自身の上達を目標とするので、自立心が芽生え、仲間意識、協調性、他者への思いやりも養われます。身体面では、全身運動なので、全身がバランス良く鍛えられます。特に刺激の多い部位は、手首、腕、胸筋、太股、股関節などです。

体操

小学校の体育の授業に向けて、幼児のお稽古として人気のあるのが体操クラブです。鉄棒、跳び箱、マットなど、体育の授業でもお馴染みの種目が主ですが、ひとりひとりのレベルに合わせて、より専門的に指導してもらえることが多いようです。

他のスポーツと比べると、技術の向上や試合で勝つことよりも、様々な動きを経験すること、体を動かすのを楽しむことなどを目標にしていることが多いのが特徴的です。全身をまんべんなく鍛えるので、基礎体力の向上バランス感覚柔軟性が養われます。全てのスポーツの基礎となる体作りができるので、他のスポーツクラブに入る準備段階として利用することにも適しています。

運動によって身長にどんなメリットがあるの?

先にもお伝えしたように、成長期に骨と関節に様々な刺激を与えることは、お子さんの発育を促す為にとても大切です。運動の刺激そのものが新陳代謝を良くして発育が良くなることと、運動をすると成長ホルモンがより多く分泌され、成長ホルモンが発育を促す、という二つの側面があります。

また、幼少期から学童期は運動神経が発達する大切な時期です。運動神経は小さいころの運動経験により培われていきます。そう、運動神経は生まれつきでは無いのです。特に3歳から14歳頃までは「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、神経系を始め様々な神経回路の発達が著しい時期であるため、この時期に様々な動作を経験することで運動神経を良くすることが出来る、と考えられています。

つまり、身長を伸ばすためにも、運動神経を良くするためにも、子供のころにたくさん運動をすることは、とても良い効果があると言えますね。ポイントは、様々な動きをたくさんさせてあげるということで、例えば外で思いっきり体を動かして遊ぶだけでも十分なのです。しかし、近場に安心して遊ばせられる山や川が無い、自然公園が無い、という環境のお子さんも多いと思います。そういう場合は、やはりスポーツクラブ学校の体育系部活動に参加させてあげるのが良いでしょう。

また一流アスリートには、子供のころに複数のスポーツを経験している人が多いのだそうです。いずれにしても、小さいうちは技術や勝敗にあまり囚われず、体を動かす楽しさ、自分自身を鍛える楽しさを発見させてあげられると良いですね。

過度に負荷がかかる運動は禁物

前項では成長期に運動をすることがいかに大切かをお伝えしましたが、運動の種類によっては、お子さんの正常な発育を妨げてしまうこともあります。例えば筋肉トレーニングは、その方法によっては身長が伸びるのを妨げると言われます。

身長が伸びるのは、骨が縦方向に成長するからです。この時成長するのは、骨の「骨端線」と呼ばれる軟骨部分なのですが、軟骨であるが故に柔らかく、つぶれやすく損傷しやすい、という特徴があります。その為、過度の負荷や刺激を繰り返し与えると、骨端線部分の軟骨を損傷してしまい、骨が成長できなくなってしまう可能性があるのです。成長期の子供には、過度に負荷のかかる筋力トレーニングをさせてはいけません。行う場合は専門家の指導のもとで、全身をまんべんなく鍛えることが大切です。また筋力トレーニングは、10歳を越えてから始めるのが良いとされています。

もうひとつ、子供に運動をさせるにあたって気をつけたいのが、極度に疲れさせないということです。身体の発育を促す成長ホルモンは、夜眠っている間にたくさん分泌されるのですが、成長ホルモンには損傷した筋細胞を修復するなどして、身体の疲れを癒す働もあります。

過度のトレーニングによって極度に疲労している状態が続くと、睡眠時のエネルギーが、疲れを癒すことだけに費やされ、身体を成長させる余裕が無くなってしまう、ということが起こってしまいます。また、疲れが身体に残っている状態では、運動へのモチベーションも下がってしまうだけでなく、朝起きられない、勉強に集中できないなど、日常生活にも支障を来してしまいます。日常生活を快活に過ごせないとなってしまうと、自律神経が乱れ、成長ホルモンの分泌にも悪影響を及ぼしてしまいます。運動は適度に、定期的に、お子さんの成長に合わせて行うのが理想的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。身長を伸ばすためには、適度な運動を定期的に行うことが大切だということが、お分かり頂けたと思います。

運動の種類はそれ程重要ではなく、一般的に言われるバスケやバレーが、必ずしも身長を伸ばすということはありません。運動神経の良くなるゴールデンエイジに、様々な運動経験をさせてあげることが大切です。また運動をする際には、お子さんの心と身体に過度の負担にならないことを、しっかり注意しておきたいですね。

ピックアップ記事

※1.記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。 サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
※2.記事内の製品・サービスは、この記事に訪れた読者の方に最も適切だと判断したものを紹介しております。